昭和１５年創業の
経験と実績

長年培ってきた漢方の智慧、
東洋医学の智慧、と経験で、
お客様のご質問に親身になって
お応えしております。

ごあいさつ
８０年間変わらぬ思い

漢方の専門薬局であるということ
相談薬局であるということ

井上漢方薬局は、昭和１５年、この北区東十条の地に産声を上げました。お店を開いたのは、我々の祖母である井上トシ（享年１０３歳）です。

現在では、当たり前になりましたが、まだまだ女性の社会進出が当たり前ではなかった時代、なぜ祖母が漢方薬局を開いたのか？そこには、戦争が関係しています。１９２０年代に始まった日中戦争、そこから大東亜戦争に至る間、実に３回、祖父は兵隊にとられました。その間、４人の子供を食べさせていくために、祖母は、薬店をやっていた実の兄に倣って、免許を取得し、当店を開業しました。
以来８０年、戦地から帰ってきた祖父とともに４人の子供を大学に、うち３人を薬剤師に育て上げました。そのうちの一人である我々の父が薬剤師である母とともにお店を引き継ぎ、現在われわれで３代目となります。

井上漢方薬局のモットーは「親身に」

思い出してみると、民生委員を長く務めた祖父、面倒見がよかった祖母、優しく人の好い両親とも、ご相談に来られた方の症状を常に気にし、真面目に、東洋医学でどう癒せるのか、常日頃、考えている人たちでした。
地域の皆様の健康を「親身に」考えてきたからこそ、８０年間３代にわたってこの仕事を続けてこれたのだと思っております。
相談に来られる方の症状は人それぞれ。現在の医学では対応しきれないお悩みも数多く存在します。
この先も、井上漢方薬局は生老病死、お客様の苦しみを指一本でも「楽」にできるよう、漢方薬、東洋医学で「親身に」考え続けてまいります。