不妊症・子宝相談
Ｑ＆Ａ
妊娠しやすい身体づくり
そして、赤ちゃんのためのふかふかで温かな子宮内膜をつくること
頑張るあなたに、しっかり寄り添って
妊娠しやすい母体をつくる、
漢方周期療法 をご存知ですか？
よくいただくご質問
Q1．中医学での不妊症治療（周期療法）の特長はなんですか？
A1．中医学での不妊治療は無理のない自然な妊娠を目指します。そのため女性の生理を支えるために体内で働いている仕組みを大切に考え、妊娠しやすいお身体を作ることを基本とします。妊娠のプロセス全体をささえる治療法になりますので病院で行われている人工的な治療のサポートにもなります。
Q2．不妊治療をしていてもなかなか妊娠しません。夫にも検査を受けてもらった方が良いでしょうか？
A2．昨今、不妊症において全体のおおよそ半分の原因のは男性にあると言われています。 そのため、パートナーの男性の方にも早めに検査していただくことをお勧めします。また、ご来店の際もできればお二人でお越しいただきたいと考えております。妊娠は女性だけの努力でなしえるものではありません。パートナーの方にも、可能な限り一緒に取り組んでいただき、一日も早く、あかちゃんを授かりますようを祈っております。
Q3．月経痛がひどいので困っています。不妊症の原因にもなりますか？
A3．月経痛は中医学の考えで「お血」血の巡りが悪いと考えます。 本来、健康体であれば月経痛はあまりないものです。強い痛みを感じる方は特に健康のバランスが崩れていると考えられます。月経血の巡りが悪いからと言って必ずしも不妊になるわ
けではありませんが、不妊の原因が隠れている合もあります。痛み止めなどで対処するのではなく、まずは婦人科でチェックして、根本原因の「お血」を取り除くなど体質を整え、不快な月経痛を解消しましょう。
Q4．流産を繰り返し、「習慣性流産」と言われました。流産を防止する方法はありますか？
A4．「習慣性流産」にならないようにするためには、中医学では腎（一般的な腎臓だけではありません。生殖能力と関係が深く、ホルモンバランスや成長、発育を司ります）の機能を高めておく必要があると考えます。流産を繰り返す方は生殖機能の元である腎が弱いことが多いからです。
流産後はすぐに周期療法を再開せず、まず体を休ませてから、その上で、周期療法による体質改善をお勧めします。
Q5．排卵誘発剤やホルモン剤を服用しています。周期療法を併用できますか？
A5．基本的に併用可能です。中医学における不妊症治療（周期療法）の大きなメリットの一つは西洋医学の検査や治療と併用できることです。但し、西洋医学の薬を使っている場合、その事を必ずご相談の際お伝えください。 病院で処方された薬をお飲みの場合
、現在のお体の状態が、本来の状態とは異なっていることがあるからです。そのため、その事を考慮した上での対策が必要となることがあります。
Q6．子宮筋腫があります。周期療法はいいのでしょうか？
A6．
子宮筋腫は中医学的には血の巡りが滞る「瘀血（おけつ）」が大きく関係していると考えます。「瘀血」は、生活習慣やストレス、エネルギー不足、血の不足、体内に余分な水分があるなど様々な原因があります。周期療法はその人に合う根本原因を改善しながら血の巡りを良くすることで筋腫のできにくい体にしていきます。また、できてしまった筋腫を小さくすることも期待できます。その意味で、直接不妊の原因とならない場合でも周期療法をお勧めいたします。
Q7．高プロラクチン血症と言われました。 周期療法は合うのでしょうか？
A7．脳下垂体から分泌されるプロラクチンホルモンには排卵や月経を抑える作用があります。プロラクチンが大量に分泌されることを「高プロラクチン血
症」と言い、不妊にも繋がります。この場合、「麦芽」を使うことがよくありますが、それだけでなく体質に合った漢方で体を整えてから、周期療法を行うことをお勧めします。
Q8．多嚢胞性卵巣症候群と言われました。妊娠は可能でしょうか？
A8．多嚢胞性卵巣症候群は、こと妊娠について考えると、大変厄介です。ですが、西洋医学的な治療に漢方薬を併用することで体質を改善し、自然妊娠された方もおられます。多嚢胞性卵巣症候群は、漢方では、血の滞り（瘀血）、水の滞り（痰湿）と考え、それらに対応する漢方薬を使っていきます。
Q9．初めての相談の際に必要なものはありますか？
A9．基礎体温表や病院での検査データなどがございましたら、お持ちいただけるとスムースにご相談を進められます。なくても、もちろん大丈夫です。
Q10．鍼灸治療にも興味があるのですが？
A10．当薬局は、系列の鍼灸院（天秤堂治療院）がございます。漢方薬と鍼灸、東洋医学の両輪で、本格的な漢方治療をご提供しております。当薬局にも鍼灸師のスタッフがおりますので、お気軽にご相談ください。
Q11．漢方薬の服用期間の目安を教えてください。
A11．妊娠された方の服薬期間ですが、当店の場合、6か月以内での妊娠の方が約３割、6か月から1年で妊娠された方が約２割、１年から２年以内の方が３割強、２年以上が１割ちょっととなっております。卵子が、細胞から大きく育って、排卵されるまでに190日かかると言われています。まず、しっかりと身体を整えること。焦らず、でも、たゆまず周期療法を行っていきます。ご不安な点などどうぞご相談ください。
Q12．費用はいくらくらいかかるのでしょうか？
A12．お身体の状態によってお勧めする漢方薬も変わってきます。
一概には言えませんが、しっかり周期療法を行うのであれば、月15,000円～30,000円ぐらいでしょうか。妊娠に向けて体を整えるための補腎薬だけであれば1万円以下から始めていただけます。お気軽にご相談ください。
