令和6年7月の漢方養生夏バテ
井上漢方薬局では、毎月、その季節特有のお悩みについて改善が期待できる、漢方医学の知恵をお伝えしています。自分で出来る軽い運動や、簡単な体操、食養生、その他もろもろ、漢方も鍼灸も精通した井上漢方薬局ならではの、知れば役立つ漢方医学の知恵です。
令和6年7月は、
「夏バテ 漢方的!什の掟 陰虚対策(潤いプラス)と血流促進で予防する」です。
一、夏バテは自律神経失調症です
様々な症状はそのせいです。副交感神経優位な生活を。腹式呼吸、おすすめです。
二、紫外線には気をつけて
日焼けの肌荒れ、疲れます。目に入るのも疲れます。
三、冷えと湿気は床に溜まる
日本の夏は、湿気も注意。エアコンの冷気と一緒に床に溜まります。できればベッドがグッド。
四、夏バテ予防、一に睡眠
自律神経の疲れを取るには、良く寝が一番。十分な時間と快適さを確保して。
五、夏バテ予防、二に入浴
暑くとも湯船につかって、血流確保。でも、あつ湯、長湯は気をつけて。40度以下、10分以内が目安です。
六、夏バテ予防、三はマッサージ
痛くないリラックス系マッサージ。体も心もほぐれます。
七、寝る前の水分補給
寝る前に、ポカリをコップ半分、温めて。体の潤いは寝てる時しか増えんから。
八、お腹の疲れは体の疲れ
エネルギーは飲食物から。吸収力を上手に維持する。
九、冷たい炭水化物、控えめに。
冷たいものはお腹の働きを落とします。
甘いもの・炭水化物は消化に体力を使います。
よって、ソーメン・冷麦・ざるそば・冷やし中華・冷製パスタは控えめに。
十、全部やってもダメな時、全部やるのはムリな時には、漢方で
結構なんとかできるから。
是非、お試しください!