令和6年6月の漢方養生むくみ
井上漢方薬局では、毎月、その季節特有のお悩みについて改善が期待できる、漢方医学の知恵をお伝えしています。自分で出来る軽い運動や、簡単な体操、食養生、その他もろもろ、漢方も鍼灸も精通した井上漢方薬局ならではの、知れば役立つ漢方医学の知恵です。
令和6年6月は、
「むくみ 漢方的!什の掟 水はけのよい体で中から改善、むくみケア!」です。
一、とにかくお腹を労わる
お腹は体の除湿器と心得よう。お腹よければ、むくみ無しです。
二、体を冷やさない
利尿作用のある食べ物で、水はけのよい体を。とにかくトイレは我慢しない!
三、除湿をする
湿気はむくみの天敵です。特に床の湿気に気をつけて。湿気は足元に溜まるから。床で寝るなら、すのこ・除湿シートが便利です。除湿器もあると便利です。
四、軽い運動で汗を出す
余分な水分を汗で出す。漢方的に、正しい排水です。
五、汗をかいたらすぐ着替え
服の湿気も大敵です。風通しの良い服、選びましょ。
六、お小水は我慢しない
余分な水分をお小水で出すのも、漢方的に正しい排水です。大便に含まれる水分も正しい排水です。便秘にも気をつけて。
七、冷たいものは控えめに
お腹は温かいのが好みです。
八、生ものも体冷やします
生物もお腹を冷やします。ついでに、消化も疲れます。
九、ベトベト、ねばねば、控えめに
甘いもの・乳製品・おくら・納豆・お餅・小麦粉。
漢方的には、べとべとも、ねばねばも、余分な水分とくっついて、むくみになっちゃいます。
十、全部やってもダメな時、全部やるのはムリな時には、漢方で
結構なんとかできるから。
是非、お試しください!