令和6年8月の漢方養生逆流性食道炎
井上漢方薬局では、毎月、その季節特有のお悩みについて改善が期待できる、漢方医学の知恵をお伝えしています。自分で出来る軽い運動や、簡単な体操、食養生、その他もろもろ、漢方も鍼灸も精通した井上漢方薬局ならではの、知れば役立つ漢方医学の知恵です。
令和6年8月は、
「逆流性食道炎 漢方的!什の掟 締める・下げるで逆流緩和、お腹ケア!」です。
一、よく噛んで
食事は、よく噛んで。唾液をいっぱい混ぜましょう。
消化を助けて、胃酸を出しすぎないように!
二、食後30分は、動かない
お腹は、食後も消化中!胃酸の出すぎを防ぐためにも、食後はテコでも動かない!
三、冷たいものには注意して
お腹は温かい環境を好みます。湿気にも弱いので、特に冷たい飲み物は控えめに。
四、お風呂の後は、のび~をする
まっすぐ立って、後ろに体を反らしましょう。両腕をめいいっぱい真上に伸ばして。お腹を伸ばすのが吉。
五、寝る前に気を降ろす
これだけで、結構逆流治まる人、多いですよ。深く眠れて、睡眠の質向上。不眠にも効果的。
六、しんどい時は、左向き
就寝中の逆流の時は、左向き(左下)で寝ましょう。胃の形状的に逆流しにくくなります。
七、締める効果の肝のツボ押し
足の親指の爪の付け根のツボ、大敦を指で挟んでぎゅ~っと刺激しましょう。肝のツボの効果で、胃の入り口を引き締めます。
八、降ろす効果の肩のツボ
肩コリのツボ、肩井。逆流する気を下に降ろします。やさしく揉みこむのが効果的。
九、降ろす効果の足のツボ
足の足三里はお腹のツボ。逆流する気を降ろします。消化たすけて、免疫上げて、養生のツボ第一位。お灸が良いです。
十、全部やってもダメな時、全部やるのはムリな時には、漢方で
結構なんとかできるから。
是非、お試しください!